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2024年05月19日
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2009年08月31日

今日も日が照る夏の1日
 


夏の収穫のお手伝いという内容の本日の任務。
部下のヒヨコ達の頭を軽く越えるほどに育った西瓜。
それに驚きの声を上げて大騒ぎのコドモ達の様子を見て笑みを浮かべるのはなにも担当上忍だけではなく、依頼主である老夫婦も微笑んでいた。
 

お昼休憩には老夫婦から心尽くしのおにぎりと漬物、そして井戸で冷やしたというソレが出てきた。
「うちの自慢だから。是非食べて」
そういわれて差し出された丸ごと1個に大興奮なのはやはり金色の髪をもつコドモで。
「よし、ナルト。それ割れ」
カカシはそう言って添えられてた包丁を差し出そうとしたのだが。
「ハイってば!」
ドゴ。
コドモは地面に落として文字通り、割った。
一瞬の沈黙。
周囲は笑いに包まれる。
「ホント、お前って意外性NO.1だねぇ!」
くっくっくと肩を震わせて笑うカカシ。
いくらなんでも大雑把すぎるわよー!と、それでも笑っているサクラ。
サスケも口元に笑みを湛えながら「味は変わらないしな」と包丁を手に取って適当な大きさに切り分け始めた。
老夫婦も楽しげに笑って。
当のナルトはきょとんとした表情だったけれども、サスケが切り分けた西瓜を「ほら」と渡されて口にして。
「すげーうまいってばよ!」
と満面の笑みを浮かべたのであった。


2009/8/21~2009/8/30

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